志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

ポチャン

逃がしてしまった茶トラを探し歩いて、見つけた親子猫

茶トラ白の母猫はとても小柄でかなり痩せていました。
いかにも女の子な顔をしていたので、
手術しないと産んじゃうな〜と思っていると、次の日に仔猫現る( ゚д゚)
すでに4匹のお母さん猫でした。

仔猫は茶トラ白3と白1
まだ十分に人馴れする大きさだけど、
今、うちに4匹も保護するキャパはないし...
せめて母猫だけでも手術しないと命取りになると思い、捕獲することに決めました。
仔猫が先に捕獲器に入った時は、保護しかないかなぁと思いつつ。

病院に手術の予約を入れて、
捕獲に行った金曜日の夜。
親子がいつもいるガレージには母猫しかいませんでした。

これはチャンス!と、捕獲器を仕掛けて少し離れると、
どこからともなく孤児の鳴き声...
声の主を探してガレージから50M程歩いたところで
草むらにうずくまっている仔猫をN氏が発見しました。

私「わ!...捕まえる?」
N「ここに置いとけへんやろ」

素手で捕まえるか風呂敷を被せるか、
アタフタしていると仔猫は近くの病院裏のフェンス向こうに走って行ってしまいました。
で、また鳴く...





そこで一旦ガレージに戻ると、母猫が捕まっていました。
母猫を自宅に連れて帰って、次はキャリーを持って仔猫の入った病院へ。
病院のスタッフさんにフェンスを越える許可をもらって
奥へ入ると...


ポチャン


ええええええ、落ちた!?

病院の建物沿いに深さ1Mほどの排水溝があって、
仔猫はその更に深くなっている水溜まり中に落ちてしまいました( ゚д゚)


私「行ける?(行って!)」


N氏が溝に下りて溺れかけている仔猫を捕まえ...ガブリ‼
N「痛ッ!痛〜ッ!イタタタタタ...!!」
私「大丈夫!?
  あ、もっとしっかり持って
  首、首、首!!」


なんとかキャリーの中に放り込むことが出来たわけでした(=v=)





ちょっと綺麗になったでしょ?





唸り散らしの噴きまくりですが、
目薬はとってもお利口さんにささせてくれます♪




男の子でしたよ。





怖くないかも...?





ダメ!やっぱり怖い!!
急に近付いたり、大きい音が聞こえると、
すぐにケージへしがみつきます(笑)





母猫の手術は無事に済みました。

そして念の為にしてもらったウイルス検査
結果はエイズ(+)、白血病(−)

口内炎があり、そのせいでフードが食べにくく、痩せているのかもしれない...と言われました。

野良猫の病気を宣告される度に、何も出来ない自分の無力さと、
どれだけ過酷な暮らしを強いられているんだろうと、
胸が締め付けられる思いがします。

リリースすることしか出来ませんでした。。



そして仔猫も感染している可能性が高い...
待機期間を長めに見て、2ヶ月後に検査を受けます。
その時点でエイズ陰性であれば感染はしていない、
エイズ陽性だった場合は、母親の移行抗体の影響も考えられるので、
さらに2ヶ月後、6ヶ月齢を過ぎた頃に再検査を受けます。

里親さんは募集するつもりです。

まずはピカピカにならないとね〜(*´ε` *)



あららら、早くも陥落です

仮名は...『ポ茶』( ´艸`)

私には聞こえなかったんですが、
まさか溝に落ちるとは思っていなかったN氏、
ポチャン..と聞こえた時には耳を疑ったそうです(笑)