志ののおすそわけ。

2人と17頭の家族の日記@京都

2013 2月 のら猫手術。 と、キッカケ

ついこの間ぜろの会に行ったと思ったのに、もうひと月経ったの...!?
...毎月同じことを言っています。





今月は狙っていた子を2頭とも捕獲することが出来ました。

雪になった木曜日の夜

ボンちゃんと一緒に、おばあさんからごはんを貰っている茶トラ君♂(あすかしっぽ)
目の上を少し擦ってしまいました。




そして
北風吹きすさぶ金曜日の昼に

最近ウメママさんのお宅に来るようになったキジ白♂


先月手術した黒白♂といつもケンカしていて、
前日も捕獲器を仕掛けていたけど捕まらず。。
この日の朝、茶トラ君の手術から帰って 
『昨晩はキジ白捕まりませんでした...』とウメママさんへメールを送ったその30分後...

ウメママさんから『今、キジ白が来ました!』とメールが!
慌てて庭に仕掛けてた捕獲器を持ってウメママさん宅へ走り(10秒)
仕掛けて3分もしないうちに掛かってくれました。


手術を待つキジ白

すごく大人しい子でした。

...もしかしたら黒白とケンカしていたのは別のキジ白疑惑...浮上です(_ _。)



疑惑は浮上したものの 狙っていた子が捕まってホっとしました。
その後、金土と実家周辺で仕掛けるも捕まってくれず、
今月はこの2頭でした。



              ☆    ☆    ☆



タイトルにある「キッカケ」
私がのら猫の手術を始めることになったキッカケ
最近聞いて下さることが多いので、書いてみることにしました。
うまくまとめられずにダラダラ...すごく長くなってしまいましたm(__)m


今から3年半前 2009年夏
職場のガレージに、夜になると2頭の野良猫が来ることに気付きました。

茶トラ♂:2010年撮影『丈くん』



ムギワラ♀:2011年撮影『いずみちゃん』
※後から知ったことですが、ガレージへは毎晩この子達にごはんをやりに来る人(猫崎さん)がいました。

それまで野良猫に接したことはなかったけど、
その時うちには志のが居たこともあって、毎晩来るこの2頭のことがとても気になりました。

でも..その土地に住んでいない人間が、飼うわけではない野良猫にごはんをやることは
その土地に住む人の迷惑になる...そう思っていました。
トイレの世話をするわけでもなく、
仔猫が生まれて増えたらいけない...と、ただ漠然と思っていたんです。
だから丈くんといずみちゃんのことは気になりながらも、何もしないまま過ごしていました。

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その頃私は父の経営する店で働いていて、
職場は違うけど近くで働いていた母と3人で、一緒に帰宅していました。
職場で借りていたガレージは狭く、車2台分の幅しかないので
車を出す時は父と母にガレージ前で待ってもらって、
私は車の下に猫がいないか確認してからゆっくりと発進...

その日も同じようにゆっくりと車を出した...その時!! 慌てて「止まれ!!」と手を振る父母。

なんとタイヤの上に仔猫が乗っていて、車が動いたことでタイヤの前に落ちたんです。
父母が止めてくれなかったら轢いていました。。

仔猫は慌てる風でもなく、ひょこひょこ歩いて壁に開いていた穴へ。
翌日からいずみちゃんが2匹の仔猫(生後1ヶ月齢くらい)をガレージへ連れて来るようになりました。
今だったらすぐに捕獲したのに...その頃は考えもしませんでした。

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翌日
そのガレージには私の車の他にもう1台、昔馴染みの近所の電器屋さんのバンが停めてあって
猫に気をつけて車を出して欲しいと、お願いに行きました。
物静かで優しい電器屋のおじさんは、それからは車の下やタイヤの上を確認してから車を出すようにして下さいました。


でも...
それから1週間ぐらい経った、9月9日


私が出勤すると電器屋さんのバンは出ていて、
バンの停まっていたところに、仔猫のしっぽが落ちていました...
車の中に巻き込まれて死んだんだ...


押し寄せる後悔
関わらないでおこうと、何もしなかった自分が仔猫を殺してしまった...
雨上がりの濡れたアスファルトの上に落ちている小さなしっぽを拾って泣き崩れました。

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これが私がのら猫の手術を始めることになったキッカケです。

それまで個人でTNRをされている方のブログを読んだことはあっても、
自分の出来ることだとは思っていませんでした。
その頃はぜろの会のことも知らず、
仔猫が生まれないように避妊手術するには、捕まえて病院へ行く...にしても、
どうやって捕まえる?
触れない猫をどうやって病院へ?
野良猫でも手術してもらえるの?

手術してもらえたとしても、その後は?
家には志のが居るのに、術後の野良猫はどこへ置いておくの?

わからないことだらけでしたが、やるしかない。
泣いてるだけじゃ、また同じことが繰り返される...と奮い立ちました。


9月11日
とりあえずかかりつけの病院に電話をして、
野良猫の手術について相談。

その日の夜、あすかと運命の出会い→あすかのこと。
...があって、いずみちゃん手術のことが頭からぶっ飛んでしまいましたが(苦笑)
翌2010年の2月 いずみちゃんが次の仔猫を産む前(妊娠中でした...)に手術することができました。

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案ずるより産むが易しです。
いざやってみたら、こんな私にも出来ました。


志のに出会って、いずみちゃんに出会って、
大きく変わった私の人生 ...に巻き込まれた、わし byN

毎月捕獲へ行くことがつらい...と思うことも正直あります。
でも、もう...あんな思いはしたくない、その一心で捕獲へ行きます。


猫が妊娠して出産、子育てをするにはたくさんの食糧が必要です。
でもほとんどの野良猫は満足な食糧を得ることが出来ません。
そのため、母猫は自分の命を削って子育てをします。
それでも生まれた仔猫のほとんどが1ヶ月齢を迎える前に亡くなってしまうそうです。
病気や寒さ、暑さ、ノミダニなどの寄生虫...
そんな苦難を乗り越えて大きくなったいずみちゃんの仔猫も、亡くなってしまいました。


産ませたくない、
苦労するために生まれてくるような野良猫を減らしたい。

だから、まだ人馴れしそうな仔猫が捕まった時は可能な限り 
家に入れて(保護:入園)里親さまを探します。

人馴れしそうだった捕獲時のヨモギ


成猫でも人馴れしていると虐待の対象になる恐れがあるので家に入れます。

突然家の前に現れた触れる野良猫だった潮
※保護をするのはその時の家の状況(金銭的・スペース的)に無理のない範囲で


私のしていることは"難しくて特別なこと"じゃないと思います。
過酷な野良猫の現状に心を痛めている人が、
今、目の前にいる1頭だけにでも手を差し伸べてくれたら...不幸な猫は減っていくんじゃないかと思います。

私のような哀しいキッカケに出会う前に、その一歩を踏み出しませんか?




大切な家族も、野良猫も、みんな同じ
愛されるべき猫なんですから。