志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

ジロちゃ

先週の木曜日



仕事の帰り 何の気なしに実家に寄ったらば
道路の真ん中に飛べない鳥(明らかにヒナ)発・見。



親鳥はいるけどヒナとほぼほぼ同じ大きさ
猫じゃないから安全な場所へ咥えていくことも出来ず。



車や自転車に轢かれないか心配でしばらく見てたけど
「これは死ぬな」と思って捕まえました。




ソッコーで野鳥に詳しい広島の叔父に電話で訊いたら

鳥カゴに入れて庭に置いておくとねー、鳴き声を聞いて親鳥がエサを運んでくるけぇ。
半日食べてなくても死ぬこたぁないけど
バナナを入れておいたら食べるけぇ、入れておけばええよ。

電話口の叔父に後光が射すのが見えました...



次は鳥カゴ!
もしかしたらと淡い期待を胸にてんてん丸さんに電話したら
あるよ!
なんでもあるねーーー(泣笑)


すぐ貸してもらいに走りました。
いつもありがとうございます!





上手に止まり木にとまってる。

しのたろ)ちゅっちゅっちゅっちゅ





ヒナ)・・・・・。



しのたろ)す、すみません、、

ヒナ)フンッ!







夜は危ないので部屋に入れて

翌朝

前の庭に鳥カゴを出してリビングから母が見張っていると
親鳥がすぐに来ました。







親鳥は何かを咥えていて
カゴにへばりついてジロちゃ※ヒナ仮名に食べさせていたそうです。



私が行った時も親鳥が近くにいました。
ジロちゃはというと、カゴの中でバサバサと飛んでいます。
前日に捕まえた時は超低空で30センチしか飛べなかったのに。



もしかして飛べるんじゃない...?と思った時
親鳥の止まっている木の上の方にジロちゃと同じサイズのヒナを発見!







もしかしたら、もう巣立ちの時期だったのかも!?
そ〜っとカゴの上部を開けると、
ジロちゃはしばらくモタモタしてから、ピューーーーーっとお向かいさんのお庭まで飛んで行きました。
ジロちゃが飛び立った瞬間、親鳥も飛び立って寄り添うように滑空。
母鳥ってすごい。





一部始終を見ていた銀八17才








それから小一時間ほど見守っている間にも、ジロちゃはどんどん上手に飛べるようになっていきました。




空気みたいに軽くて、小さい。
ちょっと強く握ったら死んでしまいそうなヒナの生きる力を目の当たりにして、感動しました。。オリンピックよりも、、、
ジロちゃが元気で長生きしますように。
みんなの一生が輝きますように。












甘えたり、わがまま言ったり。
逃げて楽しようとするのはニンゲンだけですね。きっと







今なら元親のわがまま最低限!ゼロには出来ないよねー

ペットのおうち