志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

怒涛の1週間 −後編−

6月24日(金)つづき-----------------------------------------


子猫と入れ替わりで、白黒母さんをリリース。


無事に手術は終わったけど、やはり妊娠していて、
期間は4〜5週だということだった。

猫は交配排卵動物だから、母猫が発情していなくても、
発情した雄猫に交配されれば妊娠する。

出産して間もない妊娠だったため、子宮の状態はかなり悪いとのことだった。
そのまま妊娠を続けていたとしても、無事に生まれてきたかわからない状態だった。

もちろん、母猫も無事だったか...



そんな状態で、子猫を育ててたんだ...

どうしてそんな思いを、猫がしなくちゃいけないの?
小さな体、痩せてとがった背中...

何に悔しいのかわからないけど、
悔しくて悔しくて、涙が出た。

これからは自分のためだけに生きて...
祈るような気持ちでリリースした。


6月25日(土)-----------------------------------------------

昨日捕まった三毛猫を手術してもらった。

妊娠はしてなかったけど、
この子の子宮も少し様子が違ってた。

先生の話だと、
出産したけど子猫が育ってないか、死産だったかのか理由はいくつか考えられるけど
今は子育てしていない様子だということ。
そして発情しているとのことだった。
妊娠する前でよかった。



外で暮らす猫が、どれだけ過酷な生活を強いられているのか
物言わぬ猫達のことを思うと、たまらない。


白黒母さんが命がけで育てたこの子

食べないでね・・・
はいはい。



食べないよね・・・?
・・・。



ペロッ
おいしい顔、出来たね(笑)

後は私に任せて!


本当に長い1週間だった。  はーーー(ため息)