志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

虹の橋へ。

先週木曜日に保護したおじいちゃん、
N君が、ガッツの"Gちゃん"と命名してくれた。



木曜の夜にはまだ目も輝いていて、私のこと"見て"くれていたけど、
金曜の朝には視点も定まらなくなって、頭を上げるのも辛そうになってきてた。



ごはんを食べてくれれば、手持ちの目薬・鼻薬と抗生物質を飲まして様子を見ようと思ってたけど、
何も食べてくれない。
鼻も利かないだろうけど、缶詰めを口に入れてみても、舌を動かすことはなかった。



病院に行って血液検査をしてもらうと、猫白血病が陽性だった。
ヘモバルトネラも寄生(+++)していて
重度の貧血・脱水、黄疸も出ていた。



そりゃ・・・しんどいよね。
いつからごはんを食べれなくなってたんだろ。。



土曜はぜろの会で野良猫を手術してもらうことにしてたから、
金曜の夜はそんなGちゃんを置いて、職場近くの猫を捕獲に行った。

自宅のある町内でもご近所さまに捕獲を試みてもらったけど、1頭も捕まらず。
私も1頭しか捕まえられなかった。



ないがしろにしてない!?大事に扱ってよ!
してない、してない;わかってますよ(汗)


彼を土曜、朝一で手術に連れていってから、
帰宅後悩んだけど、、もう1回Gちゃんと病院に行くことに。


皮膚が引っ張れない程に脱水した背中に皮下補液をしてもらい、
ステロイド注射を打ってもらった。
「これで食べてくれれば・・・食べてくれたら、明日も診せに来て。」と先生に言われた。



食べてくれなければ、もうダメかもしれない・・・



猫崎さんから分けてもらった"ばんのう酵母くん"が効いたのか、鼻薬が効いたのか、
緑の鼻でドロドロだった鼻の周りはきれいになって、鼻で息をすることだけは出来るようになったけど、
Gちゃんはもう何も食べられなかった。



日曜の夜、Gちゃんは時々犬かきをするみたいに前足で空をかいた。
「神様、Gちゃんの苦痛を少しでも和らげてあげて下さい・・・」
そう言って、傍で見てることしか出来なくて、、



月曜の朝にGちゃんは虹の橋へ旅立った。



しんどかったね、Gちゃん。
お疲れさまだね。



何も出来なかった。
余計なことだったのかな・・・って、ぐるぐる頭で考えた。
町内でも見ない子、どこから来たのか、、
ゆっくりと静かに休める場所を探してたのか。





今日、焼き場に行ってきた。
Gちゃんの骨はとても脆くて、「ご高齢だったんですね」と、焼き場の方に言われた。





Gちゃんには虹の橋で会いたい人がいるのかな。
私が行くまで待ってて、なんて言わない。
でも、一昨年虹の橋に行ったクンタと一緒に
私のことを待っててくれたら・・・
どんなに嬉しいか・・・。