志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

神様なんていない

とても悲しい報告があります。


先週の水曜日
お泊り保育中の小袖たんが突然体調を崩しました。


嘔吐・食欲なし・元気なし
里親さんはすぐに病院へ。


水・木に行かれた病院では、大したことないとの診断で皮下補液を。
その時の小袖たんは、ヨダレが多く、足にはふらつきがみられたそうです。



全然良くならないので
金曜朝一で別の病院へ。

そこで初めて小袖たんの状態がわかりました。

【急性腎不全】

腎臓の数値が振り切れるほど悪く、
心臓がいつ止まってもおかしくない状態だと…

すぐに治療を始められましたが、
先生によると希望は薄く、これ以上の治療は難しいと…
とても消極的だったそうです。



夕方仕事が終わってから私も直接病院へ。

小袖たんの状態が変わらないことと、
この状況で諦めるなんて
看取りに連れて帰ることなんて出来ないという里親さんの気持ちを聞いて、すぐにこむたんの先生に電話。


状況を説明したら、
まだやれることはあると言って下さったのですぐに退院の手続きをして
こむたんの先生の病院へ向いました。

高速で2時間
到着したのは22時
それから付きっきりで看て下さいました。




翌朝には腎臓に少し変化がみられたそうですが、
お昼すぎに容態が悪くなり
あっという間に星になってしまいました。




パパとママ
こむたん先生とおあちゃんに見守られて
眠るようにスッと息を引き取ったそうです。
私は向かっている車中
おあちゃんから電話で聞きました。


亡くなる少し前のエコーで
尿管にびっしりと石が詰まっているのが見えたそうです。
生まれ持った体質…
仮に外科手術で石を取り除いても
生きている限り何度も詰まって
その度に手術をすることになっていた

2回目からは設備の整った大学病院で
生きるために何度も体を切り続ける一生を…
それはあまりに可哀想なことで、
今回小袖たん自身も気づかないうちに体調が悪くなり
あっという間に亡くなってしまったことは
可愛い可愛いはなまる小袖たんの運命だったと
こむたん先生は言ってくださいました。


でも残された私達には
あまりにも酷ですよ、神様。
まだ6ヶ月齢にもならなかったのに


嘔吐してから4日
本当にあっと言う間でした。







あの日偶然通りかかった道で真っ黒けな小袖たんと出会って
優しいパパとママのもとへ
仲良しのあまぐりたんと一緒に家族に迎えてもらって
これからもっと幸せに
もっと可愛くキレイに成長していくと思っていた矢先

ほんと、矢先の出来事で
受け入れるなんて到底出来ないで苦しいです



パパとママのことも心配







嘘だって言ってよ、小袖たん

帰ってきてよ