志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

2016 11月 のら猫手術。〜捕獲選手生命をかけて〜

猟場 新規開拓をしようかどうしようか〜と悩んでいたのは先月のこと。



少し前に、仕事で市外へ行った時に寄ったドラッグストア
駐車場に車を停めて降りるなり、猫のウンチのにおいがしました。

ふとドラッグストアの隣りを見ると廃屋
...と思ったけど、人が住んでいて(失礼)。
ドラッグストアの店員さんに聞くと、その廃屋(違..)の住人が猫にエサを与えていて
店内に猫が入ってくることもあるそう。

それから何度か通って、廃屋に住むエサやりのおばあさんと話をすることが出来たので
捕獲に行きました。




金曜の夜に
成猫♂2頭
成猫♀1頭
仔猫♂1頭

土曜の夜に
仔猫♂1頭
仔猫♀1頭


おばあさんから聞いていた全頭捕まってくれました。


写真は撮り忘れました(!)
腹を決めたつもりでしたが、動転してたんだと思います^^;



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金曜に捕まった成猫♀は仔猫達の母親で間違いないと思います。
その母猫さん、簡易検査の結果エイズ陽性でした。


ずっと母猫と一緒にいた仔猫達
エイズ陽性の可能性がとても高いです。

金曜の夜に捕まった仔猫は成猫と一緒に1台の捕獲器に入ってしまって
黒猫×黒猫でサイズもわからず、そのままぜろの会へ。
大きさ次第でリリースするつもりだったので術後に耳カットをお願いしていました。

が、終わってみるとまだ3ヵ月齢ほど。

その時にわかった母猫のエイズ陽性





保護するか悩みました。

性格にもよるけど、ポっくんみたいに他の子達と時間で棲み分けしないといけません。
里親さんも難しいかも
保護することで不幸にしてしまわないか...


でもリリースは出来ませんでした。



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その廃屋、取り壊しが決まっているそうです。
エサやりさんは他にもいて、廃屋裏の団地へエサ場を移動しつつあるのだそう。
母猫は発情していました。
妊娠していたら、きっと廃屋の中で授乳中に取り壊しに遭うことになっていたと思います。





成猫達のことはエサやりさんに任せました。



仔猫達のことは任せてもらいました。







でも、
もう捕獲には行けません。

成猫でもリリースするのが毎回つらいのに
仔猫なんてリリース出来るわけがないんです。

捕獲に保護はつきもの。


これで、しのたろの小さな家には
家猫と保護猫合せて16頭の猫達が居ることに
いくらバカな私でも、これはまずいと思います。



エイズ疑いの仔猫達の里親さんが決まるまで無期限捕獲活動休止

捕獲選手生命をかけた保護になってしまいました。






でもね、いつかはこんな日がくると思ってたんです。

(奥)黒♂『いなり』去勢済・耳カットあり
(手前)黒♀『てまり』未手術
白黒♂『ふとまき』未手術



お寿司3兄妹入園です♪