志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

ずっと家族、ずっと一緒。

ヨモギがうちへ来たのは2011年

今年は2015年

ヨモギの後からも色々な子が入園して
卒園して行きました。




同柄ぼたんちゃんも里親さん内定ちう。



たとえ1ヶ月でも
うちで暮らせば
猫はうちのことを
“我が家”だと思っていると思います。


まさかうちから引っ越すことになるとは
みんな思ってないでしょう。


突然知らない所へ置いてけぼりにされた
最初はそう思っているかもしれません。
でも
不安でたまらないかもしれないけど
それはほんの少しの間だけ
そうしてみんな幸せになっていきました。





いつかはヨモギ
そう思っていました。

そんなヨモギ
先日、ご応募が
とても誠実で心優しいご家族
トントントンと話は進みました。


怖がりで
はじめましてのお客様には
顔を見せることも出来ないヨモギ
お見合いは出来ないと判断し
里親候補さんのお宅へは
しのたろ一人でお伺いして
ヨモギの様子をお伝えしたり
お家の環境を見せていただきながら
色々なお話をさせて下さいと
"異例"のお見合いの予定も決まりました。




お見合いの日が決まるまで
私の心はドキドキ、ワクワク
一点の曇りもなかったんです。
でも、
お見合いの日まで2週間、10日、1週間
近づくにつれ
モクモクと心に現れた雲
ヨモギのしあわせ
朝から晩までスキが出来ればそのことばかり
考えました。

3年と9ヶ月暮らした"我が家"からの引越し
それが1ヶ月でも
猫にとっては変わらないのかもしれないけど
愚かで浅はかなしのたろは
今更
本当に今更
考えてしまいました。
そして
お見合いの話をお断りしました。
心優しいご家族を傷付けて
なんてお詫びしたらいいのか
気持ちを伝えて
謝って謝って謝りました。


そんなどうしようもないアホな私に
里親候補さんは
私がヨモギを想う気持ちに蓋をして、
里親の話を進めたこと
とても苦しかったでしょうと
言って下さいました。
有難いお気持ちに
お詫びする言葉も
お礼の言葉も出てきませんでした。
私はホントに救いようのないアホだ






ヨモギの里親さん募集は終了します。



これまでも
これからもずっと
ここがヨモギのおうちです。



ふつつかなおばさんだけど
精一杯ヨモギのことを大切にします。
どうぞよろしくお願いしますね。






ヨモギの里親さん募集を応援して下さった方
里親へご応募下さり、
身勝手な私の言い分を受け入れ
ヨモギの幸せを願って下さった里親候補さん

本当にありがとうございました。