志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

小麦、虹の橋へ。

今朝11時すぎ、小麦が虹の橋へ旅立ってゆきました。


歩くとフラフラして、すぐに座り込んでしまうようになったのが22日。

23日に鼻水対策のコンベニアと、
貧血改善のために造血ホルモン剤を打ってもらったのが最後の通院に。
その時にお腹を触診してもらって、
明らかなシコリがないことと、
腹筋の緊張もないことから痛みは無いみたいですねと
先生が言って下さっていました。

24日 トイレまで行けなくなって、
25日の夜、大好きなシーバのスープを飲んだのが最後の食事に。

26日はステロイドの追加接種の予定でしたが
通院の負担を掛けられないほどに弱って見えて
先生に往診をお願いしました。
ステロイドと、脱水改善のためにいつもの皮下補液を打ってもらうと
小麦がヨロヨロしながら先生のお膝に!
これまで、病院で会うのは怖かった先生だけど
優しい先生に感謝してたのかな〜
先生も嬉しそうで、私も嬉しくなりました。


先週から、夜はこたつで一緒に寝ていました。
昨日の夜は何度もわたしの顔にぶつかってきて、
こたつに入る?
トイレに行きたい?
ちょっとスープ飲んでみる?
話し掛けると横になる。
何か言いたかったのかなと、今になって思います。

朝気が付いた時には虫の息で、意識はなく、
小さく小さくゆっくりと、
まだ心臓が動いていることだけはわかりました。

それからはもう、
ありったけの気持ちを伝えるのが精一杯で、、

こむたん、大好きやで
こむたん、うちに来てくれてありがとうな
かわいいこむたん、こむたん、こむたんーーーーー






少し食欲が落ちてきたと気付いてから3ヶ月
あっという間に行ってしまいました。

一週間前に緩和治療に切り換えてから
もう長くは一緒に居られない
心の準備はしていたつもりです。
仕事の間に行ってしまうかもしれないと、
毎日覚悟していました。
昨日仕事から帰って、
週末はずっと一緒に居れるよ〜って、
言ってたところでした。


でも、いずれはステロイドも効かなくなってしまうから
そうなったら腸が癒着するかもしれない。
腸閉塞による吐き気、痛み、、
そんなどうしてやることも出来ない苦痛を
絶対に味合わせたくなかった。
だからそうなる前に…と思っていたのに、覚悟もしていたのに
今、どうしようもなく寂しいです、、


今日からどうして過ごしたらいいかわかりません。
とりあえず小麦のからだを虹の橋へ送り出すまで
一緒にゆっくりしようと思います。


☆☆☆


先生、本当に本当にありがとうございました。
先生に診てもらえたことに心から感謝しています。
そして、いつもそばで励ましてくれたおあちゃん、
小麦は良くなると信じて応援し続けて下さったあねこさん、
何かあるとすぐに駆けつけて下さったてんてん丸さんとしろさん、
まさかの積雪で動けなくなった時すぐに車を出して下さったウメちゃんママさん、
猫の通院で、猫の具合いが悪くて、、と遅刻早退も
「しょうがないやっちゃなー」と許してくれた社長、
心配してくれた職場のみんな、
小麦の様子を聞いてくるけどすぐに涙ぐむしのたろ実母、
ブログを見にきて下さったみなさん、
コメント、メッセージを寄せて下さった方々…
最後に、夜ごはんのおかずが少なくても
朝のお味噌汁がなくてもお弁当を休んでも
「いいよ〜」と許してくれたN氏
本当にありがとうございました。

私はたくさんのひとに支えられて
小麦はたくさんのひとに愛されて
静かに旅立つことが出来ました。