ステロイドを免疫抑制の最高量まで増やしても
小麦の状態は少しずつ悪くなっています。
リンパ腫か、その他の腫瘍か
あるいは、ステロイドの効かない自己免疫疾患か。
いずれにしても維持は難しいようです。
リンパ腫だった場合、
効果の期待できる抗ガン剤治療“レスキュー”という方法もあると
先生から提案がありました。
背中に一度注射するだけなので
従来の抗ガン剤治療のような通院、入院の負担が少なく
副作用も出にくいそうです。
でも、もしかすると死んでしまうほどの副作用が出ることもある…!!
そんな治療、選べません。
何よりこぶたんはリンパ腫と決まったわけではないし…
維持が難しいと言われても、一か八かの危険な治療は選べませんでした。
それに、こぶたんがリンパ腫だったとして
レスキューが抜群に効いて回復したとしても
一時凌ぎでしかなく、再発は免れないのです。
こぶたんともっと一緒にいたい、
でもそれは私の気持ちで、こぶたんの気持ちはきっとそうじゃありません。
こぶたんにとっては、今この瞬間を心地良く過ごせているか
ごはんを美味しく食べられるかが大切なんじゃないかな、、
明日や明後日のことは考えてないと思うんです。
年を越したい
春のにおいを感じたい
そんなこと思ってないと思う。
痛みや吐き気がないように
そして、出来るだけ食べたい気持ちを持ち上げて
ゆっくり過ごさせてやりたい
そう先生に伝えました。
☆☆☆
腸の完全閉塞、腸捻転を防ぐためにステロイドを続けるそうです。
これまでの治療にビクともしなかったこぶたんの腎臓と肝臓なら
急激に具合いが悪くなるような心配はないでしょうということで
長期作用型のステロイド注射を打ってもらいました。
これで食欲がなくて投薬が出来ない時も、心配ありません。
強い肝臓と腎臓…
今回、腸を患わなければ長生き出来たんじゃないか…
考えてもどうにもならないことなのに、悔しくてなりません。
パンとカエルが主食だった野良時代
ドライフードが中心だった家猫時代
これからは美味しいものをいっぱい食べよう☆