志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

命の質

ステロイドを免疫抑制の最高量まで増やしても
小麦の状態は少しずつ悪くなっています。

リンパ腫か、その他の腫瘍か
あるいは、ステロイドの効かない自己免疫疾患か。
いずれにしても維持は難しいようです。

リンパ腫だった場合、
効果の期待できる抗ガン剤治療“レスキュー”という方法もあると
先生から提案がありました。
背中に一度注射するだけなので
従来の抗ガン剤治療のような通院、入院の負担が少なく
副作用も出にくいそうです。
でも、もしかすると死んでしまうほどの副作用が出ることもある…!!

そんな治療、選べません。
何よりこぶたんはリンパ腫と決まったわけではないし…
維持が難しいと言われても、一か八かの危険な治療は選べませんでした。
それに、こぶたんがリンパ腫だったとして
レスキューが抜群に効いて回復したとしても
一時凌ぎでしかなく、再発は免れないのです。


こぶたんともっと一緒にいたい、


でもそれは私の気持ちで、こぶたんの気持ちはきっとそうじゃありません。
こぶたんにとっては、今この瞬間を心地良く過ごせているか
ごはんを美味しく食べられるかが大切なんじゃないかな、、
明日や明後日のことは考えてないと思うんです。
年を越したい
春のにおいを感じたい
そんなこと思ってないと思う。



痛みや吐き気がないように
そして、出来るだけ食べたい気持ちを持ち上げて
ゆっくり過ごさせてやりたい
そう先生に伝えました。


☆☆☆


腸の完全閉塞、腸捻転を防ぐためにステロイドを続けるそうです。
これまでの治療にビクともしなかったこぶたんの腎臓と肝臓なら
急激に具合いが悪くなるような心配はないでしょうということで
長期作用型のステロイド注射を打ってもらいました。
これで食欲がなくて投薬が出来ない時も、心配ありません。

強い肝臓と腎臓…
今回、腸を患わなければ長生き出来たんじゃないか…
考えてもどうにもならないことなのに、悔しくてなりません。


今朝はきびなごを美味しそうに食べてくれました。




ゴロゴロ…

おばさんも嬉しいよ。



パンとカエルが主食だった野良時代
ドライフードが中心だった家猫時代

これからは美味しいものをいっぱい食べよう☆