志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

サードオピニオン

水曜日の夜駆け込んだ病院は実家の夏男のかかりつけ医です。



夏男はこの夏に体調を崩し、
それまで長年診てもらっていた病院で糖尿病と診断されインスリン治療を始めたのですが
1ヶ月が過ぎても一向に状態が安定せず、痩せていく一方。。。
でも通院しても、皮下補液をして様子を見ましょうと言われる毎日。
一日中横になって食欲のない夏男に、看病しているしのたろ実母も精神的に参ってしまって
思い切って転院したのでした。

そして今は驚くほどに元気が戻りました。
体重も増えてきて、今度は食事を制限した方がいいと言われるほどにです^^;



その先生に診てもらえれば安心、、という気持ちはずっとありました。
でもうちから少し離れている..と言っても車で15分弱ですが、待ち時間も考えると
ガチガチに固まってしまう小麦を連れて行こうとまでは思えなかった…
今まで診てもらっていた先生までは車で早ければ3分、待ち時間はほぼなしでしたから。。

でもあの日、白血球数が跳ね上がったことへの先生の見解と
だんだんと落ち続けている体重に、
今続けている治療の効果をこれ以上待つことは出来ない…!
ほんとにえいやーっ!な感じで走ったのでした。



くちびるが犬歯にひっかかってるよ〜

かわいすぎ



これまでに受けた血液検査、エコー検査、尿検査
小麦の症状を先生に伝えて
4月に撮った、小麦の吐いた赤い胃液の写真を見せると
先生の表情が一気に曇りました。

「こんなに赤いとは…!これは出血していますね。」

すぐに血液検査、エコー検査を受けた結果
小腸に明らかな異常が見つかりました。

柔らかいはずの小腸が広範囲にわたって固く縮まり
ひどく炎症を起こしていて、栄養も吸収出来ない状態、
痛みもあったかもしれませんと言われ、涙が出そうに、、

白血球数の増加はその炎症から来るものと考えられ
このままでは腸閉塞も…

確定診断には、やはり試験開腹をして生検しなければならないそうですが、
IBDもしくはリンパ管拡張症、最悪はリンパ腫かもしれないとのこと。

IBDとリンパ管拡張症にはステロイド治療が有効ですが、
これまでのステロイドの量では全然足りていないそうです。
まずは炎症を抑えるためにも適正量のステロイド治療をはじめることになりました。

ステロイドの注射と吐き気止めにセレニア、
肝臓と胃を守るお薬入りの皮下補液を受けました。


☆☆☆


とても丁寧な診察とわかりやすい説明、エコー検査を受けたこともあって
会計を済ませたのは22:00前でした。
長い通院に小麦もすごく頑張ってくれましたが、
そんな時間まで嫌な顔ひとつせず診て下さった先生とスタッフさんに
感謝の気持ちでいっぱいでした。


エコー検査の間も本当におりこうさんで
「ストレスを内に溜め込まないかな^^;」と心配して下さった先生

帰ったらすぐこの通り☆

心ゆくまで撫でさせていただきますよ〜〜



通院した夜から急激に食欲が出てきて
2日経った今朝もたくさん食べてくれました。





ステロイドが効いて、炎症が治まってるのかな?



お薬は全部で5種類

大好きな ちゅ〜るにくるんで上手に飲んでくれます*^^*




...え?もっと!?

弱っている腸にそんなに食べて大丈夫なのか心配(・ε・` )



しばらくは通院が続くけど
美味しくごはんを食べてくれて、おなかが痛くない方がいいよね。




水曜日夜の判断は間違いじゃなかったと、

ぐぐ〜っと気持ちよさそうな伸びを見て思います。



まだ安心は出来ないし
リンパ腫である可能性も残っています。
でも、小麦の毎日が出来る限り穏やかにありますように
私に出来る限りのことを、小麦と一緒にがんばります。



こぶたん(´・艸・`) と呼べる日が、また来るように...!