志ののおすそわけ。

2人と17頭の家族の日記@京都

2013 4月 のら猫手術。

今月は...初めての現場へ行ってきました。

今月はじめの週末に、N氏と出掛けた場所でとても痩せた親子猫を見掛けました。
キジの母親と4〜5ヶ月齢くらいに見える仔猫2頭はガリガリ。。
思わず、その町内の方に「ここには野良猫が多いんですか?」と聞いてしまいました。

とても多いんです。。
エサをやる住人が居て、町内でも問題になっています...

やっぱり(_ _。)
どうしようかと一瞬迷いましたが、あんなに痩せた仔猫を見てしまったら...
考えるより先に言葉が出てしまっていました。
個人で、細々とですが野良猫の手術をしているんです。

過酷な野良猫の生活、
少しでも、苦しむために生まれてくるような命を減らしたい。野良猫を減らしたい。
野良猫が増えれば増えるほど糞尿の被害も大きくなるけど、
(たくさんのお宅に、ネットや猫避けマットが設置されていました)
だからといって野良猫を排除するのではなく、
繁殖制限手術をして数を増やさず、その代限りの命を全うさせてあげて欲しい。

お話を聞いて下さった町内の方はとても良く理解して下さって、
是非、町内会長さんに私を紹介したいと言って下さいました。
その場はとりあえず名刺をお渡しして帰宅。。


あ〜、もしかしたら大変なことに首を突っ込んでしまったのかも( -ェ-)


なんて思ったりしましたが、痩せた仔猫の姿が目に焼き付いて...
それに、名刺も渡しちゃったし^^;

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でも、その後町内の方からの連絡はなく...
気がつけば今月の捕獲週間になっていました。

悶々悶々...
月に一度の手術のチャンスを逃すなんて勿体ない!

じっとしていられず、町内の方から教えてもらっていた連絡先に
「とりあえず捕獲してみます」とメールを送って、いざ出陣(*`Д´*)

現場へは車で15分程の距離と近く、
到着して捕獲器を持って歩いていると、メールを見た町内の方が出てきて下さいました( ゚∀゚ )
そのまますぐに町内会長さんのお宅へ連れて行って下さって、
会長さんはお留守だったんですが、その奥さまに現状をお聞きすることが出来ました。



●野良猫が増え始めたのは10年ほど前から。
●猫に餌をやっている住人は特定出来ていて(60代男性)、
 これまで何度も話合いに行っているが、話を聞こうとしない。
●猫は餌やりさんの家の中へ出入り自由
●餌の量が少ないのか、痩せている猫がほとんど。
●地域住民も毎日の糞尿の処理に迷惑しているが、
 ガリガリの猫を憐れに思い...かと言ってどうすることも出来ずに困っている。
●苦情を言うと、翌日から数日間『猫の死体』と書かれた袋が餌やりさん宅の近所に出され、
 市が回収しに来ていた(一番最近では5年程前)。
●苦情を言うと猫が殺されるのかもしれない(あくまで推測)ので、怖くて何も言えなくなった。

酷い、、、
酷過ぎます。


ですが、これ(私が首を突っ込んだこと)をきっかけに
地域猫として町内で猫達の世話をする方向へ、町内会で話合って下さることになりました。

それが実現したら、猫達は今よりずっと住みやすくなるはず。。

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...ただ、町内会での決定を待っている間にも仔猫が生まれてしまうので、
それまではまた細々と捕獲に通います。
スズメの涙ほどだった私の退職金よ...さようなら。


それだけ飢えているのだから、すぐに掛かってくれるかと思ったんですが...苦戦しました。
警戒心がかなり強い...これは野良猫にとってはいいことですが、
これが人の家に出入りして餌を食べている猫...なのかなぁ、
餌やりさんは一体どんな人物なのか、、、


結果は3頭でした。


木曜日の夕方

茶トラ白♂
痩せ気味




金曜日の夜

茶トラ白♀
とっても美人さんで、健康状態も良さそう。
4頭妊娠していました。



土曜日の朝

キジ白♂
この子は酷く痩せていました。
体の大きさから生後1年は経っていないかなと思いながら、ぜろの会へ。
あまりにも状態が悪いと麻酔は危険...
判断を先生に任せて、手術してもらえるなら同時にウイルス検査もお願いしました。
嫌な予感がして...

先生の判断で去勢手術をしてもらうことが出来ました。
術後には栄養剤や抗生物質を皮下補液して下さいます(みんなに)。
そして、嫌な予感は的中...
エイズ(+)、白血病(+)のダブルキャリアでした。
私が1歳未満だと思った年齢ですが、なんと3〜5歳だということでした。
あまりにも小さすぎる体.....
体重は聞いていませんが、さんご(2.6kg)より小さく思えました。。



最初に見かけた親子...
このキジ白を捕まえた時に逃げてしまった茶白...どの子も酷く痩せていました。
きっとウイルスに感染しているんだ。。。



猫達に餌を与えてもその量は少なく、猫達はガリガリ...
手術をしないで猫を増やし、
時には猫達に水を掛けることもあるという餌やり。
何を考えているのかわかりません。
そんな餌やりが憎いです。
病気が憎いです。


今回ほど辛いリリースは、今までにありませんでした。
ダブルキャリアだったキジ白...
リリースしない方法を考えましたが、
場所的にも気持ち的にも、
触れない子を世話することは私には無理だと判断してリリースしました。


帰宅した今も、
リリースするしかなかった言い訳と、
リリースする方が良かったんだという言い訳を並べています。

はぁ〜落ち込むなぁ。。。




捕獲に向かう道すがら、他府県ナンバーの車が多くて...なんで?
あ!
世間はゴールデンウィークなんですね。
4月最後の金・土・日ということしか頭にありませんでした..ねこねこ。