志ののおすそわけ。

2人と22頭の家族の日記@京都

脱走防止柵

今日は待ちに待った、
網戸脱走防止柵の工事の日でした。



じゃーーーん!

じゃじゃーーーーん! 


掃き出し窓3ヶ所、腰高窓3ヶ所
計6ヶ所に木の格子を付けてもらいました。

腰高窓には、カウンター付です。





実は1ヶ月ほど前、、

無事に正式譲渡が決まり、先住のクヌギとも仲良く一緒に寝るまでの仲になっていたハル君が、
里親さまの家から脱走してしまう大事件が起きたのです。

里親さまが少し目を離された隙に、網戸から...!

ハル君も出たくて出たわけじゃないんです。
何かの拍子で開いてしまった網戸から、好奇心で外へ出てしまったんだと思います。

一歩外へ出てみると、そこは全く知らない場所。
初めてのにおいに、初めて近くで聞く音。
怖くて怖くてパニックになって、帰りたくても帰れなくなったハル君...

ご連絡をいただいて、捕獲器を持ってハル君を探しに行くも、
影も形もありません。
ハル君の元親さまも駆けつけて下さって、
縁の下、裏の田んぼ、ご近所さま宅の敷地内...と探し回りました。
でも猫の隠れられる場所は無数にあって、
正直、途方に暮れました。


「絶対に近くにいる。必ず見つかる!」と、信じて動くことしか出来なかったです。


脱走してから3日目の朝に、ご近所さまから「鈴の音がした」「塀の上にいた」などの目撃情報があって
その日の夜、脱走から74時間後にハル君は無事に保護できました。


最後は里親さまが、読んで字のごとく"体を張って"保護されました。


保護時は元親さまも私も帰った後で、
保護の連絡をもらい、翌朝会いに行くと...里親さま宅の玄関扉には猫の毛と...血ぃ!?(≡д≡)

保護時にパニックになったハル君に咬まれて、引っ掻かれて、、
里親さまの腕は包帯で巻かれ、腫れ上がっていました。
元親さまは捜索時の無理がたたって1日入院...


だけど、「よかった!よかった!!」と、どれだけ笑い合ったことか(涙)




うちも網戸にはストッパーを付けていますが、
左右に滑らなくするだけで、猫が本気になれば網戸なんて簡単に外れてしまいます。
網戸から目を離す時には、必ず窓を閉めるようにしていました。

それでも、うっかり閉め忘れてしまうことがある。
ストッパーをし忘れてしまうことだってある。
どれだけ気を付けていても、"絶対"はないんです。

今回のハル君脱走事件は、他人事ではありませんでした。


そこで、少しでも脱走を防ぐために、工務店さんにお願いしたのです。





大工さんから避難していた志のが下りてきた。

どうどう?

木のいいにおいがするでしょ〜〜? ( ´∀`)


夜になって、

お昼のおいさん、コワカッターー(真っ先に逃亡)よもよも♪

"さく"っておいしいの?

こやけ カウンター一番乗り♪

どっちが雪でどっちが楓?

と、みんな興味津々(=v=)



あすかだけ、いつもと違う部屋の雰囲気に、
トイレを間違ってしまいました。あはははは。


脱走は本当に本当に怖いです!
猫に怖い思いをさせないよう、
残された家族が不幸にならないように、みなさまもお気を付けて下さい!!